化粧師秀 Kewaishi-hide

＜ニュートラルな自分を探して＞

昨日はサロンは定休日なので朝から散髪に、そして出張で溜まっていた実務をこなし、散髪したてなのに誰にも見せられないので、自分撮りを（笑）



自分好きだねぇ～ってまた言われそうですが、ニュートラルな自分を見つめるには一人の時間も必要。しかも客観的に自分を見る自分撮り（こじつけ？）

車の運転をしている人だったら判ると思いますが、下り坂道でドライブからニュートラルにしたらめちゃくちゃ加速するのわかりますよね。
ある意味、危険だけど燃費が良いなぁ～って若い頃は良く思ったものです。

僕達は何かの問題やトラブルを避けようとして、知らぬ間に無難な道を選ぼうと
知らず知らずに訓練されています。
「こうしたらこうなる」　　「例えば下りの坂道はブレーキを踏むかエンジンブレーキをかけること」　これは安全運転の常識ですよね。

でももしもその下りの坂道が、１００％危険の無い事が分かっていたら
たぶんみんなブレーキをかけないはず。
（人をはねることも物にぶつかる心配もないんだから、移動手段にはもってこい）

かなりのこじつけですが、一旦気持ちをニュートラルにして物事を見ると
簡単にスムーズに事が運ぶ事があると思うのです。

子供の頃は何も怖くないから、好奇心のまま進めた
大人になって痛い目にあう経験が増える毎に、進むのが臆病になる
この”臆病”が必要以上にブレーキとなって、邪魔をしている場合もある。

だから「何をおじけずいているのだ？」と自問自答するのである。
自分の経験値から賢く学んだつもりの「トラウマ」と言うものを排除する作業
それが僕にとって心をニュートラルに戻すこと。

恋愛でふられた経験、信じていた人に裏切られた経験を持っている人なら
すぐに判ると思うけど、新しい恋愛、好きになった人を信じきるのが怖くなったり不安になったりする。「また裏切られるのと違うか？」と・・・

でもそれは相手に対して本当に失礼きわまりのない事だから、
ブレーキをはずして心をニュートラルに戻し突っ走らなければいけない。（笑）

恋愛に例えたけど、これに似た様な事柄って一杯一杯知らぬ間に
経験値と言う名のもと、頭の中にこびりついてくるのよね。

だからこそ
何かにチャレンジする時ほど、ネガティブな経験値や思い込みを
ニュートラルにしてブレーキを外す努力をしなくちゃいけない気がするのです。

そうは言ってもカーチェイス映画を見た直後に暴走する様な気分で
下り坂道があるとばかりに、ニュートラルにするのは止めて下さいよ。
あくまで例え話ですから・・・（笑）